
頑張っているのに空回りして結果がついてこない。
努力しているはずなのに、幸せになれない。
そういった人たちは、意外と多くいることが事実。
かえって、不真面目な人のほうが人生を楽しんでいたり、物事をサクサク進めたりしているのが現実です。
それではなぜ、努力するほど上手くいかずに、頑張るほど幸せになれないのでしょうか。
特徴を知って、幸せになるヒントを拾い出してみて下さい。
1.物を持ちすぎている
真面目な人は、その優しさゆえに、物を捨てることができない傾向にあります。
相手の気持ちを思いやり、汲み取りすぎるが故に、身の回りが物で溢れかえってしまいます。
また、真面目であるからこそ、いつでも備えることを怠らないので、なんでも揃えて準備しておきたい傾向もあります。
それは決して悪いことではありませんし、助かる場合も多々あります。
しかし、真面目過ぎることによって、いつでも何かに怖れて、準備ばかりしているといったことにも陥りがちです。

そうしているうちに、何もかも手に入れて、身の回りに置き、結局はそれをすることに人生の大半の時間を使ってしまうのです。
あれもしなければ、これもしなければ。
これはもしこうなったら必要で、あれはいつか使うから置いておこう。
そういったことばかりをしているうちに、一日が終わってしまう。
それを毎日のように繰り返していたりするのです。
2.ノウハウコレクターになっている
物と同じように、情報ばかりを集めて何もしていなかったりします。
あれはこうだから。
これはこうらしい。
知識やノウハウを集めて、上手くいく方法を考えているうちに、実践する時間もなくなっていくのです。
あらかじめて、ある程度の知識を蓄えておくことも必要ですが、いつまでも悩んで考えているだけでは、何も始まりません。

「もっといい方法はないかな」
「何か打開策はないだろうか」
そういったことばかり考えているうちは、全く物事は前に進んではいません。
ノウハウコレクターは、手法集めに時間を費やしすぎて、口先だけの人間になってしまっているのです。
3.他人の目を気にしすぎている
いつも誰かの意見や、周囲の目線を気にして行動してしまうと、自分の決断や行動はできません。
何かを言われるとすぐに自信を失い、再び行動しなくなります。
上手くいかないのは、他人の目を気にして上手くいかせようとしているから。

失敗を恐れて、上手くいく方法を考えているから、ノウハウを集めたり、備えのために物を揃えたりしてしまうのです。
数多くの失敗の中に、ひとつの成功があるのが普通のことですが、一回で成功しようとする傾向があるのです。
なんでも上手くいく生き方
どんなことでも上手くいき、幸せに生きられる方法はたったひとつ。
何も考えず、単純な人間になることです。
やってみたいと思ったらすぐにやり、ダメだと思ったらやめる。
それでもやりたければ、何度でもやってみる。
楽しいと思うことにチャレンジし、失敗するのが当たり前。

見栄やプライドはなく、どんどん飛び込んでいくことが、上手くいく方法なのです。
カッコつけて、失敗を笑われたくないと思っているうちは、上手くいくことはなく、幸せな生き方もできません。
失敗したら笑えばいい。
成功すればもっと笑えばいい。
チャレンジすることは、どっちでも楽しいことなのです。

考えすぎたり、上手くいかせようと打算的になっていると、楽しくない上に上手くいかないのですから、皮肉なものです。
しかし、シンプルに考えれば、とても簡単なことなのです。
意識してやることの逆の現象が起こる。
それだけです。
狙ってやることは、その通りにはなりません。
適当にやったことが、意外と上手くいきます。
そういうものなのです。
頑張ったり、努力したりはしなくていいのです。
肩の力を抜いて、なんでも適当に、楽しみながらやってみましょう。