学校でも、会社でも。
恋愛でも家族でも。
全て人間関係です。
人の行動心理を読み取ったところで、ただそれをジャッジしているだけでは意味がありません。
また、頭で理解するだけになると、余計に人の心を傷つけ、人間関係を悪化させるだけ。
良好な人間関係を作ることが、幸せな人生そのものと言えます。
では、何をすれば人との関係は良くなり、幸せを感じられるのでしょうか。
とても単純なことですので、ほんの少しだけ意識をして、行動を改善してみましょう。
理屈や正論はどうでもいい
人間関係を悪化させる原因は、理屈で物事を考えたり、正論だけを信じているからです。
人によって、環境によって、シーンによって、最善のものは違います。
世の中のルールや、正しさを言葉にしたとたんに、話題が急に盛り上がらなくなったという経験はありませんか?
それが、関係に亀裂を入れる警告です。
そうかもしれないけど、今その話をするべきではない。
正しいことを言えばいいと思っていると、そういったことがわからなくなり、人が離れていってしまうのです。
理屈や正論は置いておいて、その場に順応することを考えましょう。
楽しいかどうかで決まる
人との関係は、正しいことを言っているかどうかではなく、楽しい関係が作れるかどうかが重要です。
様々なコミュニケーションで、関係を作っていくのが社会であるものの、その場にいること、関係があることを不快に思ってしまえば、そこでその関係は終わります。
楽しそうだなと感じさせるところには、人が集まります。
そこにいて、楽しいと感じられたのなら、離れることはありません。
ただ、それだけのことなのです。
何気なく話している時に、相手の表情、その場にいる人たちのリアクションをしっかりと読み取って下さい。
基準は、自然な笑顔があるかどうか。
誰か一人でも、表情が曇っているようなら、その話はしてはいけない、それは言ってはいけないということです。
良好な関係を作ることは、楽しさだけです。
つまり、幸せな人生を送れるかどうかは、楽しいかどうかだけなのです。
人を喜ばせよう
無理に好かれようとする必要はありませんが、他人を喜ばせることを心がけてみましょう。
正しいか間違っているかばかり考えず、相手を喜ばせるのです。
子供の頃に、「人の嫌がることをするな」と言われました。
それはもちろんのことで、人が喜ぶことをするだけ。
どんな小さなことでも構いませんので、ただそれを繰り返していくだけです。
それをやっているだけで、あとは何もしなくても、良好な関係は広がり、沢山の幸せな人たちが集まってきます。
笑顔を大切にしよう
笑顔になれば、それだけで幸せが集まり始めます。
まずは自分が笑うこと。
そして、相手の笑顔も大切にすること。
人との関係は、笑顔を基準に行動すれば、自然と良くなっていきます。
楽しい時間を過ごし、笑顔が消えないようにする。
正論で責め立てたり、失敗を咎めたりして、誰かの笑顔を消し去るようなことはしないこと。
笑顔を大切にし、幸せな時間を積み重ねていけば、人生が終わる時まで、ずっと幸せで過ごせることになるでしょう。