ストレスはあらゆるトラブルの引き金となります。
辛さや苦しみはなくならないものの、それに耐えてこその人生だと勘違いしていると、必ずどこかで破綻します。
取り返しのつかないことになる前に、素直に警告に従うべきです。
人生の軌道修正をするための、大切なサインなので、見逃さないようにしましょう。
サインは体に現れる
小さな警告は、何気ない日常の中で出続けています。
それに気づかないで、頑張りすぎてしまうと、最終的には体へと現れます。
体調不良、体のゆがみや年齢に見合わない衰え。
アレルギーや倦怠感や、何気ない表情まで。
全てにおいて、原因となっているのはストレスであり、それが生活を見直す、生き方を見直す警告だということです。
体に異変が起き始めた時には、破綻する一歩手前まで来ているので、取り返しのつかない事になる前に、何かを変えなければいけません。
辛さや苦しみは大事なサイン
辛いこと、苦しいことに耐えるのが人生。
そんな風に教わった方もおれれるかもしれませんが、その生き方ではどこかで頭打ちとなり、大切な何かを失うことになります。
心と体が発しているサインを無視しないで下さい。
我慢や忍耐は、人生そのものを不幸にし、どこまでも追い詰めてしまう危険なものです。
人は、自分が耐えられる範囲ならエネルギッシュに行動することができます。
しかし、無意識のうちにため込んでいく小さなトスレスは、時間をかけて蓄積されていき、どこかではじけてしまうもの。
小さなサインを見逃さずに、ひとつひとつ処理することによって、生き方を軌道修正でき、何事も上手く運べるようになります。
辛い、苦しいという感情は、「今それをやるべきではない」「やめなさい」「休みなさい」という大事なサインなのです。
自分に正直に生きる
人の生き方は、とても単純です。
わざわざ苦行を自分へ課せたり、難しいことや辛いことをやる必要はありません。
出来ることをやって、出来ないことはやらない。
辛くなる、苦しくなることはやめて、もっと楽に生きること。
ただ、自分に正直に生きれば、何の問題もないのです。
頑張ることと、無理をすることは紙一重で、挑戦することと出来もしないことをやろうとすることは違います。
もっと自分に正直に、素直に生きればいいだけなのです。
頑張らなくていい
辛さや苦しみが消えない。
何をやっても上手くいかない。
そう感じてしまう人は、どうしても頑張ってしまうからでしょう。
それが決して悪いことなのではありません。
ただ、もっと人に甘えてもいいということです。
頑張ることは素晴らしいことですが、何もかもあなたがやって、頑張らなくてもいいのです。
支え合うことによって、お互いさまであることに気づき、甘えを許すことによって、感謝が生まれます。
誰かのためにやることと、何もかも一人で抱え込むことは違うのです。
頑張るのをやめて、出来ることだけをやりましょう。
ストレスフリーな生き方を
ストレスを感じてしまう。
生きるのが辛い。
そういった感情がなくならないのは、他人や環境のせいではありません。
「そうしなければいけない」と自分で自分を縛り付けているだけ。
全て、あなた一人でやっていることなのです。
ストレスは、あなたへ何度も送られている大切なサインです。
「それはしなくてもいい」
「そっちじゃない」
その流れに抗って、従わないから苦しくなっていくのです。
やりたくもないこと、辛いことは違う誰かに任せて、あなたはやりたいことをやりましょう。