
世の中が複雑なものに見えて、どうすればいいのかわからなくなる時があります。
そういった時に、答えを探し始めてしまうので、さらにわからなくなります。
大切なことは、思い出すこと。
自分はもっとシンプルな存在で、世界は非常に単純なものだということ。
難しく考えてしまっているだけで、立ち止まることさえできれば、何もかもが解決します。
逆のことが起こる法則
上手くいかないと嘆いている人は、やっていることが逆です。
怖いほうへ向かって下さい。
欲しいからといって手を伸ばせば、手に入りません。
例え手に入ったとしても、違う物が失われます。
何かを追いかけると、何かに追いかけられる感覚にもなります。
どこかを目指すことをすれば、終わりのない道へと迷い込みます。
探すと見つかりません。
上手くいかない時にやっていることを、やめればいいだけです。
その単純なことに気づかないから、上手くいきませんし、苦しくなるのです。
合わせ鏡のような世界
見ている外側の世界に惑わされてはいけません。
自分や他人の存在に振り回されると、何もわからなくなります。
この世界は、無限に続く合わせ鏡のようになっていて、あなたが隣から何かを取れば、反対側の人に何かを取られます。
前の人を追いかければ、後ろから追ってくる人が現れます。
横の人をたたけば、逆から叩かれます。
まわりにいる人たちは、全員自分自身なのです。
したことが返ってくるというのは、このことです。
奪いにくるのも、追ってくるのも、叩いてくるのも、全て過去のあなたの姿です。
これに気づくことによって、これからやるべきことは決まっていきます。
してほしいことをしてあげるだけ
外の世界にいるのは、全て自分自身です。
自分がやるべきことはひとつだけ。
してほしいことをしてあげればいいのです。
これほど単純な世界はありません。
相手が喜ぶ顔を見ることを喜びとすれば、幸せはさらに倍になります。
嫌がることをすれば、嫌がらせを受けるだけです。
目の前にいる人を、喜ばせてあげましょう。
それだけのことです。