
悩みのほとんどは人間関係です。
人との関係に疲れてしまう原因は、自分の心の在り方で決まります。
強い自分の軸を作り、人に振り回されずに、良好な関係を保っていくには、どうすればいいのでしょうか。
人間関係にいつも悩まされてしまうのは、いつも自分が振り回されてしまうからです。
優しさや正直さが裏目に出て、気をつかいすぎることによって、過剰に疲れてしまいます。
しかし、自分と他人との境界線をしっかりと維持していけば、疲れにくく、振り回されず、悩みは少なくなっていきます。
違う人間だと認識する
自分と他人とは、全く違う人間であるため、価値観が全く一致することはありません。
関係で悩んでしまうのは、誰もが正解を言っているようで、頭の中がゴチャゴチャしてしまうからでしょう。
しかし、人は誰でも自分の意見をただ言っているだけ。
他人との会話で疲れないようにするためには、「あなたはそう思うかもしれないけど、私はそうは思わない」としっかりと強く思うことです。
自分の感覚を信じる
自分と他人との境界をはっきりさせるには、自分の感覚を信じるかもしれません。
私はどう考えてもそう感じたし、こう思うということをはっきりさせましょう。
それ以外は、信じる理由がないからです。
自分よりも強い立場の人たちは、意見を歪めようとしてくるかもしれませんが、自分の中にある感覚が真実ですので、それだけを信じましょう。
孤独になる覚悟を持つ
自分を信じて生きることは、他人との境界線を持つと同時に、孤独になることも受け入れなくてはいけません。
人はそれぞれ自分の世界の中に生きていて、互いに心を共有することはできないのです。
孤独を怖れることなく、自分だけを信じて、自分の心を守りましょう。
認め合っていく
人間関係の悩みは、心の境界がわからなくなることで生み出されます。
他人の考えていること、感じていることは、自分には関係のないことです。
自分が感じているものだけを信じ、他人が感じているものも信じてあげる。
それを互いに認め合うことによって、人間関係は初めて調和を保つことができるのです。
正解はひとつではない
10人いれば、10通りの正解があります。
それがたまたま同じであることもあれば、違っていることもある。
どれかひとつが正解なわけではなくて、全てその人の中では正解です。
全ての正解を認めることで、人間関係の悩みからは解放されていきます。
自分は自分、他人は他人。
どう思うのか、どう思われるのかは考えないようにしましょう。