仕事を頑張っていきたいと思っても、何をしたらいいのかわからない。
それは少し考え過ぎかもしれません。
仕事とは、本来はもっと単純なもので、やるべきことはシンプルなものです。
出来る人間になるためには、一体どんなスキルを身につけなければいけないのでしょうか。
アレコレと探し回ったり、考えたりしすぎると、仕事の本質を見失ってしまいます。
思考をシンプルにするために、必要なスキルは何なのかをもう一度思い出しましょう。
仕事が出来る人が身につけているスキルは?
デキる人と呼ばれる人は、仕事をサクサクと進める能力を持っています。
それは、知識があったり情報を多く持っているからでもありません。
仕事とは、本来は「頼まれごとをやってあげる」「今ある問題を解決する」ということです。
実際に、どんどんクリアしてこなしていけるかどうかは、知識や技術ではありません。

もちろん、情報や技も必要なツールではありますが、基本的なところは、「問題解決能力」だけです。
自分の技量に頼りすぎると、本質を見失ってしまって、仕事が進まなくなってしまうので、何もかもやろうとするのではなく、どうしたら解決できるかを目指すことが仕事では必須のスキルとなります。
つべこべ言わずに前へ進む
デキるかデキないかは、単純に進めるか進めないかの違いだけです。
結果は後からついてくるもので、何もせずに情報やノウハウを集めているばかりでは、何ら解決はできません。
ある程度は戦略を練る必要はありますが、無駄に議論ばかりするよりも、どれかひとつを決めてやってみることから始まります。
アレコレと無駄なことを考えるのではなく、結果を気にするのでもなく、前へ進む力を失わないことが、仕事ができるかどうかの差になっていきます。
ひとつずつクリアする
仕事を依頼されるのは、何か簡単にはできない理由があって頼まれているものです。
それを解決することを任されているのですから、目標はやはり問題解決です。
そこにたどり着くまでには、簡単にはいかないわけですから、いくつもやらなければいけないタスクが重なっているはずです。
まずはそのタスクを細分化して、ひとつずつクリアすること。
その繰り返しによって、最終的に問題を解決することができます。
タスクの大小は関係なく、タスクをいくつクリアできるのかだけが、仕事のスキルです。
クリアすればそれでいい
仕事が前に進まなくなってしまう人の傾向は、自分でどうにかしようとして新たな技術を取り入れようとしたり、情報を集めたりしがちです。
ですが、目的はタスクのクリア、問題解決ですので、どうクリアしようが関係ありません。
知らないことがあるのなら知っている人に聞き、できないことがあるのなら経験のある人に頼む。
そうやってチームの中で上手く仕事を回しながら、問題を解決していけるスキルが出来る人の能力です。
得意なことだけやる
仕事をチームで円滑に回し、それぞれのスキルを最大限に活かすには、各々が得意なことをやっていくだけです。
問題解決に、自分の得意なことがあるのなら、まずはそこから着手していき、できないことがあるのなら、他に得意な人を見つけてお願いする。
互いに得意を集めあっていき、補完しあうことが、いい仕事、良い結果を生み出す秘訣です。
苦手なことは任せて、得意なことをしっかりと伸ばしましょう。
仕事は楽しみながらやろう
仕事は、結果を追い求めたり、競争し合いながらやろうとすると、辛くなるばかりです。
楽しみながら、良い結果を生み出すためには、やはり互いに支え合うことです。
また、問題解決をチームで目指し、そこに向かってそれぞれが尽力することで、心を揺さぶる感動も得られるというものです。
仕事は楽しくやっていきましょう。