
シンプルに生きれば、自分で自分にストレスを与えていることにも気づけます。
人は、「流されないように」と思いながらも、どうしても周囲の価値観に無意識についていこうとしてしまいます。
ケガをしたり、事故を起こしたり、病気になったりするのは、必ずそれを引き起こす原因がどこかにあるもの。
情報や物に溢れ、なんでも過剰なこの時代だからこそ、休むことの大切さを見直さなければいけないのです。
自分のペースを乱さない
忙しい環境に居続けたり、度を越えて頑張っている人たちに囲まれていると、どうしても影響を受けてしまいます。
知らないうちに価値観が変化していき、人格が変わり、人生まで他人に染められてしまいます。
それを防ぐためにも、何度でも行動を振り返ってみて、自分を見つめ直し、ペースが乱されていないかを確認してみましょう。
無意識のストレスは、長年かけて蓄積されていき、どこかで大きなトラブルを引き起こしてしまいます。
頑張っている人に感化されて、頑張ってみることも大切ですが、知らないうちに自分を痛めつけ、他人をも傷つけていることも多々あります。
常に、自分の楽なペースを乱さないようにしましょう。
心の声に従って生きる
無意識のうちに周囲の影響を受けてしまい、いつの間にか自分の心の声が聞こえなくなり、小さなストレスを感じなくなってしまいます。
ストレスに慣れることは、一見いいことのように思えても、進行すると自分を破壊してしまう危険なものです。
精神は、鍛練する鍛えることによって強くなると言われてきた時代もありましたが、それは、心が発している警告を無視し続けているだけにしかなりません。
心が疲れのサインを出したら、すぐに休むこと。
自分が嫌だな、疲れたなと思ったら、すぐにそこから離れること。
それが、自分を守り、他人も守ることにつながります。
定期的に自分を休ませる
頑張ることは、自分が好きなことだけで十分です。
自分の好きなこと、得意なことは、「頑張っている」という感覚すらないはずです。
日本は昔から、忍耐や人への気遣いを美徳としてきましたが、それもやりすぎると心を破壊します。
頑張って「頑張る」をしなくてもいいのです。
本当に心からそう思った時にそうすればいい。
耐えようと思えることは耐えられますし、耐えられないことは耐えられません。
気遣いも、無理にやろうとするのではなく、してあげたいと思ったことだけすればいい。
疲れるようなことはやめて、休みたい時に休めばいいのです。
めんどくさいことはやめて、定期的にしっかりと休みましょう。
人間なんだから仕方がない
全ての行いは、人間なのですから仕方がありません。
休むことを許し、出来ないこと、無理なことはそのままにしましょう。
苦手を克服しようとしたり、欠点を補おうとすることが、自分も他人も責めてしまう原因です。
それが、人の心を破壊してしまうのです。
何があったとしても、それが人間というものですので、仕方がないと思いましょう。
疲れたら休む。
嫌なことはしない。
辛いと思ったら逃げる。
この当たり前のことを無視し続けることが、全ての災いの原因となっているのです。
生きてるだけでまるもうけ。
頑張るのをやめてしまいましょう。