仕事を効率よくこなしながら、質を高めるにはどうすればいいのでしょうか?
意識しながら繰り返しおこなうことで、仕事のリズムを作れるようになります。
人によって、そのポイントは違いますが、基本は同じですので、忙殺されないように、見失わないように、冷静さをなくさないように。
いい仕事をするためのコツを自分なり身につけて、自分なりのスタイルを身につけましょう。
基本動作を徹底的に磨く
何をやるにしても、上手くいかない時は基本を疎かにしている可能性があります。
あいさつがいいかげんだったり、身なりが整っていなかったり、職場を汚したりなど。
場を借りてサービスを提供する以上は、礼儀が最も大切なことです。
どんな仕事をするにしても、仕事を頂いているという意識を持ちながら、感謝の気持ちを忘れないこと。
基本は、あいさつや言葉遣いの礼儀、掃除や片づけ、備品などを大切にするということ。
全て、生活の中で学べる当たり前のことですので、忘れずに基本動作を繰り返しましょう。
作業はひとつずつ完結させる
仕事の中での作業は、まとめてやったり、あれもこれも同時進行をしないことが、効率と質をあげます。
作業場に、中途半端にしているタスクを山積みにしているようでは、そのうちパンクしますし、信頼もされなくなります。
発生したタスクは、目の前にひとつだけにして、それをキッチリと終わらせてから次へと行くこと。
もし完了できない作業があるのなら、保留としてかわしておいて、次の作業をこなす。
これを繰り返すだけです。
タスクは横並びにいくつも並べずに、ひとつずつこなしましょう。
時間で動く
仕事で大切なことは、時間でキッチリ動くこと。
タスクが完了していないことで焦ったり、だらだらとやっていても、それはいい仕事とは言えません。
限られた時間の中で、どれだけのパフォーマンスが発揮できるかが、いい仕事ができるかどうかの基本でもあります。
集中するべき時は集中し、抜くところは抜いて、自分が気が済むまでではなく、時間を意識して動きましょう。
人を喜ばせる
社会で仕事が生まれる根本にあるのは、「人が困っていることを解決する」「人を喜ばせる」ということです。
競争したり、勝ち取ったりするためにやるものではありません。
仕事はあくまで人を喜ばせることです。
自分がやりたいことで人が喜んでくれるのなら、それほど素晴らしいことはありません。
しかし、自分がやりたい、いいと思っていることで、嫌がっている人がいるのであれば、それはやってはいけません。
正しいか間違っているかを自分だけで判断するのではなく、頼まれた仕事は、その相手が喜ぶような結果を出すことと考えましょう。
ただ、人として間違っているという一線だけは守らなければいけないので、全てを信じずに、無理だと思った仕事は「それはできません」とはっきり断りましょう。
いい仕事をするために必要な意識
仕事は、内容が違ってもやることの基本は簡単です。
与えられた仕事を、ひとつずつきっちりとこなすだけです。
それが出来ない場合は、自分の中に何か別の感情が入り込んでいます。
上手くやろう、勝ってやろう、活躍しよう、気合を入れよう。
と、自分自身が前のめりになってしまうと、そのうち大けがをしてしまいます。
まずは自分が「何もしらないんだ」という謙虚な姿勢を持ち、頼まれたことをこなすということだけを積み重ねていけば、自然といい仕事はこなせるようになります。
これは、キャリアや役職、年齢は関係ありません。
どれだけ経験を積みかさねても、自分の中で「傲り」があると、必ずどこかで頭打ちになり、行き過ぎている場合は、大きなトラブルへとつながります。
いつでも無知であることを意識し、謙虚な姿勢を続けることが、仕事で質のいい結果を生み出す唯一の方法です。
傲らず、過信せず、目の前のことに集中し、ひとつひとつを確実にこなしていくことで、必ず大きな成功を得ることができます。
何も難しいことはありません。
人として当たり前のことを、毎日のように積み重ねていくことです。