
シンプルな暮らし、シンプルな人生を創造するために、何をすればいいのでしょうか。
エコで健康な暮らしを表現する、ロハススタイルの中にも、そのヒントはありました。
小さな習慣を大切にして、シンプルライフを楽しみましょう。
多くのものを手に入れることよりも、目の前にあるものを大切にしていくこと。
豊かな暮らしは、既に実現可能です。
習慣から学び、学んだことを習慣へ活かす。
6つの習慣をヒントにしながら、日々の生活、人生へと役立てましょう。
1.心と体を大切にする
何よりも、心身の健康が一番大事なことです。
大きな成果や、目標達成ばかりに気をとられていると、大切な何かを見失ってしまいます。
正しさを求めるよりも、心地よさを重視し、リラックスできる生活スタイルが最も大切なこと。
何かを成し遂げるための力も、健康な生活習慣が基盤です。
無理をせず、疲れをためず、快適な生活空間を創ることが最も重要なことなのです。
2.自然を愛する
健康な暮らしは、エコなスタイルへとつながっていきます。
人間は大自然の一部であることを知り、過剰に搾取したり、抱え込んだりはしないこと。
持たないくらしは、エコであって、自然を愛する暮らしです。
環境を破壊することなく、余計なものを持たず、あるものを大切にしていきましょう。
3.感覚を研ぎ澄ませる
人間は、複雑な情報や物に囲まれていると、五感は鈍くなっていきます。
よりシンプルに、楽に暮らすことは、便利な暮らしよりも不便な暮らしを選ぶこと。
体を使って、肌で感じながら生きることで、大切なものを忘れずに生きることができるのです。
また、五感を使うことによって、人としての感覚を失くことなく、冷静な判断や感覚に従った判断も躊躇なくできるようになります。
4.更新し続ける
シンプルな暮らしでスタイルを形成しても、これが正解という着地点はありません。
温故知新という言葉があるように、古き伝統を重んじながらも、新しい物もしっかりと取り入れば、カスタマイズしていかなければいけません。
不便な暮らしを選択することばかりに執着せず、便利な物も活用しながら、常に更新し続ける意識を忘れないこと。
執着せず、いいものを取り入れる柔軟な心を持ちましょう。
5.感謝の気持ちを忘れない
どんな物であっても、どこかの誰かが一生懸命作り上げたもの。
常に感謝の気持ちを忘れることなく、ひとつひとつを大切にしていくこと。
全てのものがあるからこそ、今ここで成立しているものがある。
無駄なことはひとつもなく、全てに感謝していくことだけは忘れないようにしましょう。
6.できることを続ける
ロハスなスタイルの中で、「継続可能な」という言葉があるように、一人ひとりが自分にできることをしっかりとやることが大切になっていきます。
高いことを望むのではなく、完璧を追い求めるでもなく、今できることをきちんとやること。
ひとつずつ、丁寧にこなしながら、小さなことを積み重ねていくことが、最も重要なところなのです。
凡事を徹底的に磨こう!
シンプルライフやロハススタイルは、ひとつのライフスタイルとして確立されつつありますが、実際にやるべきことは、ごく普通の生活です。
多くを持つことが力の象徴とされてきた時代は終わり、質が問われる時代へと移り変わりつつあります。
生活はシンプルに、思考は単純に。
特別なことをやるのではなく、あるものを大切にし、小さなことを積み重ねていきましょう。