自分軸を作るには何をすればいいのか?具体的な軸の作り方!

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気持ちが不安定。

どうしても自信が持てない。

人を疑ってしまう。

様々な悩みの原因は、自分の軸のなさから来ます。

では、自分軸を作るにはどうすればいいのでしょうか?


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自分軸を持とう!

もっとポジティブに!自信を持って!

ネガティブで自分を好きになれない人ほど、こういった言葉にも影響されてしまうはずです。

しかし、ネットや本で調べてみて、それを真似したところで何も変わらないはずです。

成功者の真似をすればいいという意見もありますが、結果だけを真似しても同じことの繰り返しです。

真似するべきところは、そうなるために何をやってきたのかということ。

自分軸を作って、自信をつけていくためには、具体的に何をしていけばいいのでしょうか?

軸は目立ったものではない

自分軸を持つため、作るためには、何かをしなければいけないと思いがちです。

長く継続し、大きな成果をあげなければいけない。

確かに継続は力なりですが、それが目立ったものだと思ってしまうと同じことを繰り返しています。

軸と言うのは、物事の中心にあるものです。

どれだけ流行る店を作っても、中身のサービスや経営者の人間性が尊敬されるものでなければ、本当の成功は得られません。

見た目ばかりを気にして、着飾ったり見えるところだけを綺麗にしても、中身がしっかりしていない人など誰もついてはきません。

軸という中心にあるものがしっかりしていなければ、必ずそれは崩壊するのです。

目に見えるもの、目立ったものなどにはさほど意味はなく、大切なことはその真ん中に何があるのかということなのです。

軸となるものは何かを考える

物事は、順序立てて考えていけば全てわかることです。

あなたが憧れるあの人は、そこへたどり着くために何をしてきたのでしょうか?

勉強した?
練習した?
人に頭を下げた?
お金をためた?
やり続けた?

そのどれも正解です。

では、そういった努力というものを継続するために、何をしていたのか?

想像して下さい。

恐らく、みんなが流行りものに群がっているうちに、先を見据えて必死で働いたでしょう。

誰もが楽しいと思うことをそっちのけで、ひたすらに好きなことだけをやり続けていたでしょう。

テレビを見て、酒を飲んで寝ているうちに、少しでもお金をためようと働いていたでしょう。

どんなことでも情熱的に生きていたはずです。

では、やりたいこと、好きなことをがむしゃらにやるために何をしていたのか?

やりたくないこと、必要のないことには目もくれず、自分のやることだけに集中していたはずです。

お金を稼ぐにも、好きなことをやるにも、まずは自分の生活と体が資本です。

ごはんを食べなければ動けないし、寝ていなければ体調を崩して働くこともできない。

軸と言うのは中心にあるものです。

それは、自分の生活そのもの。

ごはんを食べるにはお金が必要。

お金を稼ぐには働かなければいけない。

働くにはきちんと生活リズムを整えなければいけない。

細かく言えば、食べるには食器もいるし、使ったら洗わないといけない。

健康に生活するには部屋を清潔にしなければいけない。

清潔に保つには掃除をしないといけない。

玄関が片付いていないと躓いてしまう。

部屋が乱雑だと忘れ物をして仕事で困ってしまう。

自分軸、中心にあるものというのは、当たり前の生活のことなのです。

当たり前のことを普通にこなせるように

自分軸を確立させるためには、まずは自分の生活を自分一人でこなせるようになることからです。

これを怠っているようでは、何をやってもうまくはいきません。

昔から、家事は母親がやる、女がやるものといった考え持つ男性は多いですが、それはただの甘えです。

自分のこともできないような大人は、誰も尊敬はしませんし、成果だけを求めて中身のない人間になります。

当たり前のことを普通にこなせることが、自分軸となり、それが大きな成功へとつながる力となるのです。

スポーツの世界でも、過度な筋トレよりも体感を鍛えろといいます。

宮本武蔵も、自分の真ん中に重心を置いていたことから、水のように流れてスキのない強さを発揮したといいます。

ブルースリーも、無駄なものを削ぎ落し、自らが水となり、ひとつのことだけを突き詰めることが強さだと悟っています。

自分軸というのは、何かの技術を磨いたり、突出した才能を目立たせることではありません。

まずは地に足をつけて、一歩一歩確実に進むこと。

これが、人間としての強さとなるのです。

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具体的に何をすればいいのか

軸を作って強くしていくために、一体何をしたらいいのか?

簡単なことです。

あなたがやろうとしていることに向けて、今何をやればいいのかだけを考え、それをこなすのです。

やりたいことをやるために、何かを飛ばして結果だけを求めると、それは必ず失敗します。

失敗は経験として得る物が多く、失敗したのなら一つ戻ってやり直してみて下さい。

それでもダメならまた一つ戻る。

またダメなら戻る。

これを繰り返し行っていくと、必ずどこかにやり遂げていないものが見えます。

そして、大半の場合はそれは自分の生活の中にあるのです。

まずはあなたは毎日の生活を確立させて下さい。

働いて、お金を稼いで、家事をこなし、人に迷惑をかけない生活し、それから外の世界へと出て行きましょう。

ゲームしてる暇があったら掃除をして下さい。

飲み歩いて遊ぶのもいいですが、その分普段は人一倍仕事をして下さい。

趣味に没頭するのなら、やるべきことをやってから楽しんで下さい。

とにかく当たり前のことを先にこなせるようになること。

人に全てをやらせて自分だけ遊ぶと言うのは、迷惑でしかありませんし、誰も尊敬する人生ではありません。

そして、外の世界ばかりと見ていると、あなたの軸はやせ細って、中身がスカスカの人間になっていくだけです。

掃除をすること。

整理整頓すること。

無駄な物は捨てること。

必要なことだけを大事にすること。

たったこれだけです。

生活することは簡単なことではない

軸がないとは、足元が見えていないということ。

趣味で目立とうとしたり、大きな成果だけを求めるのもいいですが、あなたは足元が見えていますか?

普通に生活することは、思っている以上に難しく大変なことです。

ただごはんを食べるだけでも、多くの仕事が発生します。

部屋を清潔に保つことも、楽なことではありません。

お風呂に入って寝るだけでも、簡単にできることではありません。

生活すること、「生きる」ということは、簡単なようで大変なことなのです。

そして、この「生きる」という部分を強くすることが、自分軸の強さそのものです。

誰かにやらせて、その土台の上に乗っかって生きていると、そのことが見えなくなります。

人に甘え、他力本願で生き、自分には関係ないと思って生きていれば、いつまで経っても軸は出来上がりません。

一人で生き、一人で歩いていくことが出来るようになって下さい。

何をやるにしても、まずはそれからです。

増やすな!削ぎ落せ!

「生きる」ということの難しさ。

あなたがもし、軸がないことや、自信のなさを悩みとしているのは、甘えがあるからではないですか?

やりたいことがあると言いながら、やるべきことから逃げて楽をしたいだけではないですか?

その趣味は必要ですか?

その時間は何をしているのですか?

その行動は何かを生み出していますか?

そうした生活をしているあなたは何かの価値を生みだしていますか?

無駄なことはやめて下さい。

心と体だけがあれば、毎日を楽しく生きられるはずです。

これ以上は増やさないで下さい。

捨てて、削ぎ落して、生きることだけに集中する。

「そんなの楽しくない」

という声もよく聞きますが、残念ながらそのほうが楽しく生きられます。

何も持たず、何もしないことが、心を豊かにし、どんな場面でも笑顔になれる心を作り出します。

増やさないで下さい。

削ぎ落して下さい。

そして、当たり前のことをこなして下さい。

それが軸となり、その先はどんなことでも可能になれます。

軸は真ん中にある!

ずっとずっと減らし、削ぎ落すとさらに見える物があります。

自分軸は、自分の中心。

大きな成果や、成功と言うのは大きく外側にあるものです。

その結果を掴みに行こうとするから失敗します。

外側ではなく、内側へと入っていくこと。

自分の人生の軸は、日々の生活そのもの。

そして、そのさらに中心にあるのは自分自身が生きていること。

さらにその中心にあるものは、あなたの心です。

あなたは毎日を普通に生活し、心で様々なことを感じていきます。

晴れているから気持ちいい。

食べてみたらおいしかった。

してくれたから嬉しかった。

ころんだら痛かった。

会えないから悲しかった。

これが「生きる」ということであり、自分の軸の源です。

外側へと出て行き、あなたはそこで何かを感じることができたでしょうか?

外の世界にあるものは、決まって欲望です。

支配欲、優越感、競争意識、嫉妬・・・。

そういったものばかりではないでしょうか?

そして、それらの意識は後悔や怒り、強い悲しみや憎しみを生み出しやるいものです。

軸の中心は、あなたの真ん中にあるその心。

心が動き、笑ったり泣いたりする日々が、あなたを強くする軸となっていくのです。

自分軸は、技術や成果ではありません。

一生懸命生きた日々と、そこにあった感情そのものです。

軸を作るために、明日から、今日からそういった日々が送れるよう、当たり前の生活に戻ってみましょう。

そして、それだけをただ続けていきましょう。

その先には、必ず自信を持って生きているあなたの姿があるはずです。

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