断捨離は、物理的変化があることによって、精神的効果があります。
実践してみるとわかる本当の自分。
心をすっきりするためにやってみよう!
物を捨てると、精神的に軽くなります。
その効果は、実践してから意外と早く現れるもの。
断捨離を実践していくと、様々な効果を体感することができます。
慣れていくととても楽しくなってきますので、小さなストレス、心の疲れを感じたら、断捨離をしてみましょう。
場の状態は心の状態を表す
物が多く、部屋がごちゃごちゃしているのは、心や頭の中もごちゃごちゃしているということ。
物が多いから頭がいっぱいか?
頭がいっぱいだから物が多くなるのか?
これは、にわとりが先か卵が先かの話と同じで、正確な答えはありません。
ですが、現実として変えていきやすいのは物の量。
何がどうなのか自分ではわからなくても、物を増やしたり減らしたりは自分で簡単にコントロールできる部分です。
心を正し、すっきりさせるには物を減らすこと。
それまでに考えていたことや、こだわっていたことが全て吹き飛ぶくらいの効果がありますので、是非チャレンジしてみて下さい。
やろうと思った時にやる
断捨離は、したくてもできない状況もあります。
また、やろうかどうか悩みながら時間だけが過ぎていく時もあります。
そんな時は、ありのままそのままでいること。
自分の心に素直に従うことが一番です。
断捨離はしなければいけないことでも、やらされることでもありません。
しようと自分で決めるその時にやりましょう。
「もういいや!」
「捨てよう」
そう思えた時には、できるはずです。
また、この時からすでに心の変化は始まっていると言えます。
意識し始めた時点から、徐々に現実も変化し始めるので、思った時に思った通りに行動しましょう。
自分の心が見えやすくなる
物が減ると、頭の中で考えることが減っていきます。
また、それまでに逃げて来たこと、後回しにしてきたことがはっきりとし、きちんと向き合える覚悟もできます。
やらなければいけないとか、やったほうがいいとか、そういった思考で行動するのではなく、自分がどうしたいのかが大切です。
物が多すぎると、その自分の心の声が聞こえなくなってしまうのです。
自分は一体何がしたいのか?
何を求めているのか?
本当は知っていたのに忘れていただけだということにも気づきます。
物を減らし、身軽で生きていれば、素直に生きられるようになるのです。
人生をリセットできるのか?
正確には、人生をリセットするというよりは、自分の心をリセットするということ。
これまでに生きてきた人生を忘れることはできません。
なかったことにもできません。
しかし、断捨離するとなぜ心がリセットされるのか?
それは、過去の記憶や、今見ている現実への解釈が変化するからです。
思考は現実になると言います。
自分の外側にある現実の世界は、自分で変えることはできません。
ただ、頭の中の解釈、心の中の感じ方が変わってしまえば、見ているもの、考えること、感じることの全てが変わるのです。
これが、断捨離による人生のリセット。
過去に辛い出来事があって、それをひきずっていたとしても、その記憶への解釈も変わります。
心が見えるようになると、本当は変えることのできなはずの過去の出来事まで変えられます。
この心のリセットによって、何もかもがすっきりとし、軽い気持ちで生きられるようになります。
断捨離を意識してみよう
断捨離は、心を軽くするとてもいい習慣です。
いつもニコニコして、明るく元気に生きている人は、持つ、捨てるの判断がスピーディで、自分のコントロールも上手に出来る人です。
自分にとっていいものは取り入れ、悪いものはすぐに手放す。
善悪や、好き嫌いなどの概念がなく、「自分にとってどうなのか?」という基準をはっきりと持っているとも言えます。
多くを持たず、ないもの、あるものをそのまま楽しむ。
これが本当の豊かさと言えます。
ないものを探し続ければそれはいつまでも続く苦しみです。
今あるものだけを認め、いずれ何かが舞い込むことだけを楽しみにする。
人生はそれだけで十分です。
断捨離ができない、捨てられない人は、少しずつでもいいので捨てることを意識してみましょう。
「もったいない」
「まだ使える」
それはそうかもしれませんが、無理に辻褄を合わせようとすることが、ストレスの原因です。
物は持たないこと。
欲張らないこと。
何もかも手に入れようとしないこと。
それができるようになると、どんなことでも受け止められるようにもなります。
小さなことの積み重ね。
いらないものはいらないとはっきりと言い、受け取らないこと。
必要のないものは捨てること。
少しずつやればできるようになりますし、精神的効果もすぐに感じられるようになります。
疲れてきた、ストレスがたまる、と感じるなら、断捨離を取り入れてみて、心をリセットしてみましょう。