掃除は呪いや邪気を追い払う大切な習慣。
実家はなぜごみ屋敷になってしまうのか?
そして、私たちはなぜ今この時代に断捨離と掃除をし始めたのか?
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実家は綺麗にされていますか?
断捨離をしようとしても喧嘩になるばかりで片付かない。
一向に物がなくならず、掃除しても捨てても払拭できない。
ずっとずっと追っていくと、私たちの天命に気づきます。
全ては敗戦国の呪いである
なぜ実家はごみ屋敷になるのか?
どうして親たちは物にすがりついて生きているのか?
両親とよく会話をし、私たちが幼かった頃、そしてもっとそれよりも前の時代。
深くさかのぼっていくと、それが何故だかわかってきます。
私たちの国、日本は敗戦しました。
そして、そこで受けた被害が呪いとなって後世まで続いているということ。
それが今になってしわ寄せとして今の30代~40代の世代に重くのしかかっているのです。
親たちは、その呪いを自分で払う力を持っていません。
本当はわかっているのに、それをどうすることもできずにいます。
だからこそ、私たちがやらなければいけないのかもしれません。
こうした敗戦国の呪いは、今もなお全国のあちこちで残されているものです。
逃げることはできない
だからと言って、親を恨んだり、逃げたりすることはできません。
考えることはひとつだけ。
今を生きる私たちがどうすればいいのかということ。
それは、掃除と断捨離をひたすらやり続けるということ。
また、入ってくるものにははっきりとNOを示すこと。
いらないものはいらない。
必要なものだけを大切にする。
こうした思想を持つ若者が増えてきています。
これは、一つ前の世代を見て学んだことなのではないでしょうか?
今の時代の若者は~なんて言いますが、間違っているのはそれを言っている大人なような気がします。
大きな家を構え、いい車に乗って、贅沢な暮らしをする。
それも楽しいかもしれませんが、その後始末は誰かがしなければいけません。
それが今になって大きな問題として私たちに降りかかってきているということなのです。
逃げてもどこまでも追いかけてくる戦後の呪い。
私たちはもう逃げることはできないと覚悟するしかないのかもしれません。
断捨離と掃除から学ぶこと
心がすっきりする。
落ち着く。
持たないほうが楽。
この単純なことを、今になって気づき始めています。
私たちは大きく広げすぎたのです。
作りすぎ、持ちすぎたのです。
若い世代は、節約をし、車は持たず、なんでもシェアしあう。
それが悪いことのように言う人もいますが、よく考えると、ずっと昔の日本人が大切にしてきた心を取り戻しているようにも見えます。
我先にと奪い合い、自分が目立つ、大きくなることばかりを考える。
日本が大切にしてきた心はそんなものではないはずです。
敗戦したということは、そういうことなのではないでしょうか?
断捨離からそれは大げさだと思われるかもしれませんが、私はそう感じます。
古来より守ってきた文化を大切に守り、それだけを重んじて生きていくことはできたはず。
ただ、アジアを攻め入ってくることを恐れ、戦ったことが大きな代償として返ってきているように思います。
売られた喧嘩を買ってしまうと、どちらが正しいとか、勝ったから負けたからではなく、戦ったという事実は変わりはありません。
それが私が実家の断捨離から感じることです。
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結局どうすればいい?
こういった話は、だから何?となるのがオチです。
それはわかっています。
結局は私たちは何をしたらいいのか?
戦うしかないのでしょう。
やはり、今でも戦争は続いているということ。
リアルな世界での戦争には負けたかもしれませんが、文化をもう一度確立させ、日本人はこうあるべきだという誇りを取り戻す戦いは続いています。
実家の物を捨てようとすれば「もっと物を大切にしろ!もったいない!」と怒られます。
しかし、私からすれば、多くを持ちすぎて何もかもおろそかにして、何ひとつ大切にしていないようにしか見えません。
一体何を大事にしたいのかが見えない。
何もかも家の中に置いておこうとして、自分の物と主張し、雑に扱っているだけにしか見えないのです。
これは敗戦国に残された課題です。
今ある物を大切に
ないものを欲しがらず、あるものを大切にする。
それを言えば、「だったらなんで捨てる?」とまた怒られます。
ですが、どう見ても自分たちの力でできもしないことばかりやろうとしているように見えます。
管理もできないのにあれこれやろうとする。
掃除をやりもしないのに道具ばかり買う。
片づけないのに収納グッズを買う。
誰も乗らないのにいい車に乗る。
一体何がしたいのか?
ある物を大切に扱っていないのはどっちなのだ?
物にすがりつき、お金に執着し、見栄や体裁ばかりを守ろうとする。
もっともっと大切なことがあるのではないでしょうか?
普段は地味な暮らしでも、家族で寄り添って、貯めたお金でみんなで旅行にでも行く。
質素なものを食べて、いつかみんなでおいしいものを食べに行く。
そんな暮らしのほうがよっぽど私は幸せに感じます。
もう一度、日本の心を取り戻し、大切なことを思い出しましょう。
余計なものは捨て、身軽に生きたほうが何もかも豊かに感じられます。
何もなくてもいい。
ただ、そこにいてくれるだけでいい。
困った時はみんなで助け合えばいい。
それが私の理想の国です。
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