断捨離をどのくらい実践してきたでしょうか?
思い出して下さい。
これまでに捨てた物で後悔したものはあるでしょうか?
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捨ててしまって後悔している?
それは、断捨離というものの本質を理解していないのかもしれません。
後悔したことがあるのなら、それはきちんと自分と向き合う必要があります。
そして、その後悔することの思考を変えなければあなたの人生が変わることはありません。
後悔してしまうのは過去への執着
捨てたことを後悔しているのはなぜでしょうか?
そもそも、断捨離すれば捨てた物が何だったかすら思い出せません。
ですが、それを捨てたことをひどく後悔し、いつまでも忘れることができないのなら、それはあなたの思考がそれを選択しているだけです。
誰でも、捨てた物をチェックして、思い出そうとして、あえて後悔しようと思えばそうできます。
ですが、それに囚われ続けていると、過去が増えていく以上は人生はずっと後悔だらけということになってしまいます。
後悔する人は、過去にこだわり、どうにもならないことに執着している人です。
まずはそれを手放す訓練をする必要があるのです。
それこそが断捨離という作業であり、捨てたものを思い出してはいけません。
後悔もする必要はありません。
手放すことは、これから何かを得るために必要なことです。
それを恐れていては、ずっと同じところから進めないままになります。
過ぎたこと、捨てたことを思い出すのはやめ、これからどうするのかだけを考えるようにしましょう。
なくなったものを取り戻そうとしない
捨てた物は、すでに自分の手元からはなくなってしまっています。
しかもそれは、自らの手で手放したもの。
一度でも手放してしまえば、それはもう戻らないものと考えて下さい。
再びそれが舞い込むこともありますが、それは引き寄せるもの、勝手に舞い込んでくるもので、自分からまた取り戻そうとしても無駄な努力になるだけです。
なくしたものを取り返そうと必死になることは、とても苦しいことです。
何かが欠けているように感じるかもしれませんが、元の姿に戻っただけです。
取り返そうとすればするほど、それは戻っては来なくなります。
今は自分の置かれている現実を受け止め、ただ今という時間とこれからの未来のことだけに集中するのです。
必要なものは、無理に取り返そうとしなくても必ずまた戻ってきます。
それをただ信じて待つだけ。
何もかも、自分から手を伸ばして求めても何も手に入らないと知ることです。
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最後に
断捨離は、それまでにとらわれていた世間の価値観や、常識、俗世とのつながりを断ち切ることによって、本当の自分の人生を歩むために必要な作業です。
難しいかもしれませんが、ずっと続けているとその意味がわかる時がきます。
自分が何に執着していたのか。
どうしてそうなってしまったのか。
楽に生きるためには何をすればいいのか。
捨てたことを後悔する人は、ずっとずっと後悔し続ける人です。
早くそれを手放さないと、後悔したまま人生が終わってしまいます。
手に入れても必ず失う時はきます。
それの悲しみをいつまでも後悔していることこそ、不幸の人生の始まりです。
過去は過去。
自分は自分。
他人は他人。
自分という存在は、生まれてから何もかわらず、どこへも行かず、ただその場にいるだけです。
何も変わってはいません。
最初から何も手に入れてはいませんし、失うこともありません。
そのことに気づけば、何も辛いことなどありません。
後悔するということをやめて下さい。
取り戻そうとしないで下さい。
それだけで、人生は大きく変わります。
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