団塊の世代が物を捨てられないという問題はどこでもあると思います。
我が家が断捨離できて、いつもきれいに保てていても、実家はそうはいかないもの。
なかなか手を出せませんし、やはり住む人の責任。
ですが、私はそれでもありとあらゆる手を尽くして戦います。
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執着を手放すための断捨離。
実家の片づけに取り組もうとすると、必ず両親と揉めてしまいます。
そうしているうちに、「私が他人の家の断捨離に執着しているのか?」という疑問を持ったりもします。
ですが、一度は迷いはしたもののやはり私は間違ってはいないと思って今も実践中です。
言ってダメならやるしかない
最初はもちろん諭すことや促すことを考えます。
どこかのサイトで「両親の家だから他人の課題」みたいなことを書かれていましたが、それは場合によると思います。
自分の運気の原点でもありますし、片づけなければいけないことを自覚しながらもできず、毎日のように両親は口喧嘩をしています。
居心地が悪いですし、何より汚いと思うので私は邪気がうずまいているようにしか思えないのです。
妖の巣窟。
負のオーラ全開。
ストレスライフ。
バンパイアハウス。
いくら言ってもダメなのなら、忙しい合間をぬって私がやるしかありません。
どこへいても、掃除と片づけだけはしても怒られることはまずありません。
やるしかないですし、怒られる筋合いはないはずなのでやればいいのです。
実践すると攻撃を受ける
いざやり始めると、面白いもので両親も自然と片づけ始めたりします。
ですが、私の実家は少し片づけた程度で済むようなレベルではないので、私の手でどんどん物を捨てていっています。
そうなってくると、私が攻撃を受け始めます。
「〇〇がない!捨てたのか!」
「捨ててないよ、そこにある」
「〇〇はどこにやった!置いてあったはずだろ」
「・・・ここにあるよ・・・」
「捨てればいいっってもんじゃないだろ!」
「いや持ってればいいってもんでもないし」
「片づけすぎだ!」
「・・・・」
人生で初めて片づけで怒られましたねw
もう病気レベルです。
床を見えるようにして掃除機をかけておいたことにはさすがに感謝されましたが、まさか片づけを怒られるとはね。
最初のうちはそれに私も反論していましたが、これも修行だと思ってあまり言い返さないようにしています。
そうして黙々と作業を続けることで思いは伝わると思いますし、さすがに両親も人間ですので自分でいいながらおかしなことをやっている、言っていることに気づくはずです。
「片づけるなー!」
って、それただ自分の物に触れてほしくないプライドでしょ?
世の中ね、掃除と片づけだけ毎日繰り返しどこでも行われていることなんです。
何かをすれば必ず後始末は必要なのです。
はっきり言ってそれができないようでは大人として恥ずかしいことです。
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実家がごみ屋敷で徳することしかない!
どうして両親はこうなってしまったのか?
私にはできることはないのか?
私が自分の時間とお金とエネルギーを消耗してまでなんでやらないといけないのか?
以前は、損な役回りだと思っていましたが、全ての発想を逆転できることに気づきました。
人生では「徳を積む」という行いがあります。
とにかく人の役に立つことをする。
この「徳を積む」という行いは、何をやったらいいのかわからない時や、暇な時に一番てっとり早いのが掃除や片づけです。
まずは自分の身の回りを綺麗にする。
いつもその状態を保つよう習慣づける。
それから、他にできることがないのかを探す。
徳を積むことは、魂レベルを上げるための経験値稼ぎのこと。
実家はメタルスライム、はぐれメタル、メタルキングが群れでいるような状態です。
経験値稼ぎダンジョン!
実家の片づけは徳らけです。
やればやるほど綺麗になっていくし、はじめは攻撃を受けたとしてもずっと耐えて継続していけば、いつか必ず感謝される時がきます。
綺麗な住まいになるに越したことはないですし、両親に健全な習慣が身に付けばいうことはありません。
生活を整えることだけが天命だと知る
孔子の言葉で、「40にして天命を知る」とあります。
これは、何かに気づくタイミングという意味でもあり、アラフォーあたりで人生の覚悟のようなものが決まるということでしょう。
私の中で、色々なことをしてきて、沢山の失敗や学びがあった中で、見えてなかったものはただひとつ。
日々の生活です。
そして、家族と過ごしてきた生活。
外の世界へ出て、成功するかどうか、人間関係がうまくいくかどうかは全て家での生活によって左右されます。
これは間違いありません。
自分のことが全うにできないような人間は、何をやってもうまくいかないと私は思います。
ただ片づけるだけでなく、いつも使うものはキレイにして整えておくこと。
余計なことばかりせず、大事なものにだけきちんと愛情を注ぐ。
これが、外の世界でいざというときに大きな力を発揮するのです。
何かを求め、ガキのように何もかもを吸い尽くそうとしていると、いつまで経っても満たされることはありません。
まずは中から、内から。
全ての中心から始まるのです。
「うまくいかないな」と思った時、一歩下がってみて下さい。
それでもわからなければ、また一歩下がって下さい。
そうやった、わかるまでどんどん下がっていってみて下さい。
必ずどこかに順序を飛ばしていることがあります。
人によって、どの段階に問題があるのかは違いますが、まずは自分の中心となる「家」「部屋」「寝床」を整えておくことは非常に大切なことなのです。
それが自分で出来るようになって初めて自分で地に足つけて歩いていると言えるのです。
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