断捨離してみて思うことは沢山あります。
捨てるんじゃなかった。
もっと捨てたい。
どちらもよくある感情です。
今回は、もっと捨てたいと思った時の心理にフォーカスしてみます。
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捨てても捨てても「もっと捨てたい」と感じてしまう。
それは一体なぜなのでしょうか?
日々のストレスの正体
私たちは、毎日必ず何かのストレスを感じます。
ですが、他の部分で発散できるものや、すぐに忘れる程度のものであれば特に気にせずに暮らすことができます。
ただ、どうしても溜まっていくストレスというものもあり、溜まりすぎると限界が来た時には爆発します。
人はどのような時にストレスを感じるのか?
それは、思考と行動が一致しないときです。
本当はこうしたいのにできない。
したくないのにやらないといけない。
こういった場合には、思考か行動を変えないとストレスは溜まるばかりになるということです。
捨てたい感情がなくならないということは
捨ててもまだ捨てたいと思うのはなぜか?
それは、その言葉そのままです。
まだ、自分の心の中にある何かがとれていないということ。
モヤモヤがなくならないということは、まだ今の生活で思考と行動が一致していないということ。
それが何かわからない場合には、捨てたいという感情がなくなりません。
どうしてそのような感情があるのかわからないというのなら、何をすればいいのかわからないということでしょう。
いずれにせよ、それはまだまだ捨てろというサインです。
まだ自分の中に余計な物が引っかかっているということです。
思考を変えるか、行動を変えるかはあなた次第です。
無理をしなくてもいい
捨てたいという感情がなくならない場合、無理に捨て続ける必要もありません。
思考と行動のどちらかを変えればいいだけですので、思考の変化を選ぶという手段もあります。
とりあえずは無理に行動に移すのではなくて、そのままにしておいて自分の感情の様子を見るのもひとつの方法です。
そのうち、捨てたいという感情そのものが嘘だったかのようになくなる場合もありますし、どうしても抜けない場合もあります。
自分が本当に動き出すまで待てば、冷静な判断ができるかもしれません。
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自分の意志が逆の場合もある
自分が本当にやりたいこと。
それを知るために断捨離はとてもいい方法です。
本当の気持ち、心の声を聴くためには大切な習慣です。
その時に気づくことのひとつとして、表に出てきている感情が嘘の場合もあります。
その気持ち自体がその時には本物のように思えるのですが、もっともっと奥底に眠る本音はその真逆だったりするのです。
「捨てたい」と思う感情。
本当に捨てたいか?
本当に捨てたいものがあるのならすでに捨てているのでは?
「捨てる」ということでただ変わることを望んでいるだけなのでは?
私は、ずっとずっと断捨離をしてみてそのことにも気づく瞬間がありました。
決して断捨離という言葉に執着していたわけではありません。
捨てたい、捨てたくないという二つの感情で葛藤し、強く悩み、捨てればわかると思っていました。
ですが、本当は捨てたくなくて大事にしたくて悩んでいただけなのに、捨てるという選択でしかその答えを見ることができなかったのです。
執着することと、大切に扱うことを勘違いしていたのです。
捨てることでもわかりますが、捨てないでもわかることもありますので、自分の感情に素直になってみて下さいね。
捨てたいと思えば人は捨てます。
捨てたくないと思えば捨てません。
ただそれだけを受け止めることも時には大切だったりするのです。
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