
断捨離生活を始めて、うまく軌道にのっていたのに行き詰まりを感じてしまっている場合、どうすればいいのでしょうか。
どうしても先へ進めなくなった。
作業の手が止まってしまうことによって、新たな違和感を感じているかもしれません。
しかし、焦らなくても大丈夫です。
それはまた次の課題へと進むべき時なのです。
断捨離がスムーズに進んでも、必ずどこかで行き詰まりを感じてしまうポイントがあります。
そんな時は、また新たにやるべきことが発生している可能性があります。
断捨離に行き詰まりを感じてしまった時の対処法を紹介しますので、参考にしてみて下さい。
行き詰まりは方向転換のサイン
断捨離は、生活の指針となるひとつの習慣ではありますが、手段であって目的ではないということ。
大切なことは、やはり生活そのものです。
進むべき方向は、いつでもあなたの心が教えてくれます。
違和感が生まれることは、「今はそっちではない」ということ。
断捨離が行き詰ってしまうということは、今は断捨離すべきではなく、新たな課題が別のところで発生しているということ。
断捨離という習慣に執着してしまっては、同じことがくりかえされてしまいます。
ある程度やりきったら、そこで切り替えて、やるべきことへと向き合っていきましょう。
心と体を一致させていく
行き詰まりを感じるということは、心のモヤモヤが発生しているということ。
そのモヤモヤ、違和感を払拭しようとして、さらに断捨離しようとすれば、それは執着へと変わっていきます。
違和感を感じる方向は、心に従っていないということ。
断捨離から学ぶことは、心と体、感覚と行動を常に一致させていくことにあります。
やりたくないことはやらず、やりたいことをやる。
正しさや、成功法則に固執する性質そのものを改善し、心に従って生きることを忘れないようにしましょう。
付け足されて削ぎ落としての繰り返し
断捨離によって、削ぎ落とすことはとても大切なことです。
しかし、手放していくのは執着心のみです。
そして、何もない状態を創ると、また何かが与えられます。
それは、望むものではないかもしれませんが、今の自分にぴったりはまるもので、必要なものです。
自ら付け足さなくても、必ず付け足される、与えられるのです。
それを受け入れ、課題をクリアしてから削ぎ落とす。
これの繰り返しです。
行き詰まりを感じた時には、与えられているもの、受け入れるべきものがあるということ。
削ぎ落とすだけではなく、受け取ることのも必要なことなのです。
断捨離の行き詰まりは成長の前触れ
手放す作業がひと段落して、行き詰まりに違和感を感じているのは、次の課題の始まり。
つまり、クリアすべき試練がどこかに現れていることを意味し、新たな自分へと成長して、生まれ変わる前兆です。
難しく考えることなく、与えられたものと向き合うだけ。
この繰り返しによって、人は大きくなっていき、理想とする世界へと導かれていきます。
拒絶することは、拒絶される現実を生み出しますので、自分の成長のためだと解釈して、受け入れて下さい。
違和感は、必ず成長できるチャンスです。
流れるように生きる
断捨離は、執着しない生き方を身につけるための訓練です。
冷静で柔軟な心を持ち、他者との境界線をはっきりさせる。
天命に従いながら、流れるように生きて行く訓練です。
違和感を感じたら、方向転換。
ある程度やってみて、再び違和感を感じたら方向転換。
こなしていく人生のタスクは沢山あり、断捨離はその中の一つなだけ。
心に従うこと、流れるように生きることは、なんとなく感じる「違和感」を元に、どんどん向きを変えながら行動していくことです。
直感と行動だけ
断捨離に慣れていくと、執着しないことと、流れに従っていくことの意味は理解でき、感覚で生きることにも慣れていきます。
繰り返しおこなっていき、執着を完全に手放してしまえば、残るものは直感と行動だけになります。
「なんとなく」という感覚を頼りに、すぐに行動してみることで、結果はすぐに得ることができます。
考えること、悩むことに意味はありません。
自分の感覚を信じ、それに従っていけば必ずたどり着くことができます。
断捨離の行き詰まりは、何も悩むことではありません。
めんどくさくなればやめて、やりたくなったらやればいい。
それ以外は何も必要はないのです。